クローバー
聖華が短大を卒業するのを待って結婚式を挙げる。そして暮らし始める。

「なんか不思議。毎日そばにいるんだよ。」
「不満?」
「最高だよ。嬉しい。」

礼衣は聖華の服を脱がせる。

「赤ちゃん早く欲しいね。でも急かすのはよくない。いずれ、生まれたらいい。」
「はい。」
「もう避妊はしない。自然に任せたい。」
「はい。」

二人は激しく抱き合う。二人の吐息。

「大切にする。」
「はい…。」


「大和が産まれて夜泣きしたり大変だけどかわいいの。ママやパパなんて私の妊娠知るなり跳びはねて喜んで…。弟達もまだ膨らんでもないお腹をなでなでするわ大変。」
「ふふふ、初めてだもん。うちの姉さん達はオレより聖華だし。茉衣姉さんにはテメェ!だぞ。」
「あれは心配して…。」
「怖かったよ。でも、妊娠を聞いたときは幸せだった。すぐに抱き合いたかった。まあ、あの状況で抱き合うのは至難のわざ。みんな帰ってから存分に抱いてキスしたけど。それにしても青山大丈夫か?そろそろ彼女見つけないと一生ムリだぞ。世話になったし誰か捜さないといけないのかな?感謝してる。あいつはまだ恋より友達だろ?よく遊びに来るし…。」
「青山先輩は大丈夫だよ。」
「何で?」
「彼女いるよ。結婚したがってる。」
「は?」
「知らないの?」
「聞いた事ない!誰だ?」
「碧先輩。ラブラブだよ。青山先輩は碧先輩に会うなりお子様になるって。」
「み、碧…って生嶋!?」
「そうだよ。私達の結婚で部活の人らでパーティーしたでしょ?その時に再会して、酔った勢いでホテルに連れ込んだとか?…それは冗談として、話してると波長が合ったみたいだよ。同じチューバだし。それに、碧先輩、青山先輩の事前から告白してないだけで好きだったし。それはね、碧先輩が青山先輩が恋より友達を取ること知ってから。この前、碧先輩と電話した時、早くプロポーズしてよ。と待ってた。」
「…プロポーズ!?」
「早くプロポーズしないと逆プロポーズするぞって。」
「…青山はシャイだからね。今度カマかけようか。彼女いるなら連れてこいってさ。」
「いいかも。では聖華を抱きたくなったので抱こうかな。」
「いいよ。」

二人は抱き合う。


「もしもし、青山?」
「おう礼衣、どうした?聖華ちゃんとはどう?かわい
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