クローバー
。」
「…。」
「私にはお姉ちゃんの人生を汚せないわ。それに私は真治の赤ちゃんを身ごもってる身なのよ。」


家に着いて、入る。郁は部屋に走る。
玄関。沙衣は真治に抱き着いて、

「私には真治しかいないの。…そんなの聞きたくなかった。」

涙。

真治は、

「ごめん、言い過ぎた。……オレも沙衣しかいない。」

甘いキス。


寝室。真治は沙衣を裸にさせ、

「沙衣の全てを愛してる。お腹の子供、郁、愛してる。」
「ダメよ…赤ちゃんが風邪ひいちゃう。」

真治は沙衣のお腹に耳を当て、赤ちゃんを感じる。


「い〜く、部屋で倫ちゃん独占してないでみんなで遊ぼう。」
「やだっ。」
「パパやママだって倫ちゃん大好きなんだぞ。」
「だってパパ、倫ちゃんを独占するんだもん。ぼくだって倫ちゃん好きだもん。それに、ぼくもパパに甘えたいもん。」
「おいで。郁は大事な息子だ。」
「ほんとに〜?たくさん甘えていいよ 。」

郁は来る。

居間へ。倫をベビーベッドに寝かせる。すやすや眠る。真治は郁を抱く。

「何する?」
「甘えたい。」
「たやすいことだね。」

きゅっ。

郁は真治に抱き着く。


「郁は甘えるの好きだね。」

茉莉は笑う。

「うん。」
「少しずつ離れていかないと、彼女できた時大変だよ。」
「いいもん。彼女なんていらない。お姉ちゃんだけでいいもん。」

ちゅっ。

茉莉は、

「キスは大事な人に取っておくのよ。」

優しく話す。郁は泣いて、

「お姉ちゃんがいいもん。」

茉莉は困って、

「お姉ちゃんはダメなの…お姉ちゃんのママと郁のママは姉妹だよ。お姉ちゃんと郁は血が繋がっているの。だから郁の彼女にはなれないの。郁が甘えてくるのは受け止めるよ。でも、いつか離れないといけない。それが宿命なの。それまでは抱いてあげる。」
「ヒックヒック…お姉ちゃんしかいないもん…ヒクッヒクッ。」

茉莉は郁を優しく抱く。

「泣かないで?」

真治と遥紀はやはり心配。

(…まあ、茉莉がしっかりしてるから大丈夫だろう。)


「ねぇお義姉さん、来て、話があるんです。」
「?」
「大事な話です。沙衣お義姉さんも呼びました。会って
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