バッドジンクス×シュガーラバー
《あらぁ、何よ今のあやしい間は! まさか本当に、会社に好きな人がいるの?》
「そんなんじゃないから! そんな、す、好きとか、まだなってないから……っ」
いや……“まだ”って何?!
焦って弁解しながら、とっさに出た自分の発言に混乱する。
お母さんは電話の向こうの私の様子に勘づいているらしく、とても楽しげだ。
《ふふふ、そう。まあ、とりあえず今はそういうことにしておくわ》
「……もー、おもしろがってる……」
《たしかに、憂依とこういう話ができるのは楽しいわね》
熱くなってしまった頬に手をあてながら不満を漏らす私にからからと笑って、お母さんが続けた。
《好きな人の話だけじゃなくて、仕事の話とか、友達のことも……もっと聞きたいから、そのうち久しぶりに帰ってらっしゃい。憂依の好きなビーフシチュー作って待ってるから》
「……うん。ありがと、お母さん」
《ふふ、どういたしまして》
「そんなんじゃないから! そんな、す、好きとか、まだなってないから……っ」
いや……“まだ”って何?!
焦って弁解しながら、とっさに出た自分の発言に混乱する。
お母さんは電話の向こうの私の様子に勘づいているらしく、とても楽しげだ。
《ふふふ、そう。まあ、とりあえず今はそういうことにしておくわ》
「……もー、おもしろがってる……」
《たしかに、憂依とこういう話ができるのは楽しいわね》
熱くなってしまった頬に手をあてながら不満を漏らす私にからからと笑って、お母さんが続けた。
《好きな人の話だけじゃなくて、仕事の話とか、友達のことも……もっと聞きたいから、そのうち久しぶりに帰ってらっしゃい。憂依の好きなビーフシチュー作って待ってるから》
「……うん。ありがと、お母さん」
《ふふ、どういたしまして》