消えないで、媚薬。
そんなこと言われたって…!
だって本当に知らなかったんだもん、一夜を共にした相手がまさか高校生だったなんて…!
「言っとくけど俺はなかった事になんか出来ないからね?あんな激しくて最高の夜はなかった。ね?カホさん」
終わった………
この事実からも、
真っすぐ過ぎるこの瞳からも私は逃れられない。
全てを背負うにはあまりにも重すぎて心が追いつかない。
「俺、石川慶太だから登録しといてね?」と整理がつかないまま連絡先交換。
「高野…香帆……こんな字なんだ」って優しく笑うその顔はまだあどけない18歳。
ねぇ、なんて事したのよ………
コレ、犯罪だよ!?
私………前科持ちになる………
未成年と越えてしまった………
「それと、俺本気だから…」
「え…?」
「遊びや中途半端な気持ちで香帆さんに会いに来た訳じゃないから」
「はぁ……?」
もうそんなことどうでも良くて……
これからどう対応したら良いのかを必死になって考えてる。
「忘れられなかったのは本当だしこのまま終わらせたくない思いで必死に探したんだ……高校生ってことが引っ掛かってんだろ?それはどうしようもない事実だけどそれを簡単に越えるモノがそこにはあると思うんだ」
「綺麗事言わないで……本当にその節は、ごめんなさい…申し訳ありませんでした」
今はただ頭を下げることしか思い浮かばなかった。
酔っていたとは言え、あまりにも軽率過ぎる身勝手な行動。
「ハ?何で謝る?」
「だってキミ…未成年だし」
「だから何だよ」