初恋ストロベリーサイダー


 望海、やっぱりマネージャー気になってたのかなぁ。


 吹奏楽部の体験入部中、そんなことを考えていた。そんな中、吹奏楽部の3年生の人が1年生に声をかけ始めた。



「ねぇ。ほんとに吹部でいいの?」



 その時1年の楽器の音止まりが静かになった。予想外かつ突然の発言に皆は唖然としてその先輩を見つめる。

「…私ね、ほんとはちょっと後悔してたりする。 他の部活も見てきたほうがいいと思うよ。…というか‼見てきて‼明日みんな他の部活いってみること‼いいね?」

「…は、はい。」



我ながら不抜けた声が出てしまった。それは周りも同じなようでまだ動揺している子もいる。



「うん!じゃあ今日はこれで体験入部はおしまいです‼」


その声と智に6時を知らせるチャイムが鳴った。

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