Seven...KOKI
俺はそんな雪を優しく抱きしめた。
「…ごめんな雪。…ごめん…」
「ふっ…ぐすっ……」
ただ泣き続けてる雪を
ただ抱きしめてる俺。
「…分かってると思うけど…あいつ、
元カノだよ…」
俺の言葉に首を縦にふる雪。
「でも!…別に俺が呼んだわけじゃ
ないから…」
「…わっ……分かってる…」
「ごめん…本当にごめん…」
涙の止まらない雪に謝り続ける俺。
その夜は…最悪な夜だった。
『えぇ!!!!!!!???????』
携帯の向こうから聞こえる香奈さんの
驚きの声。
あまりにうるさすぎて携帯をつけてる
耳から反対まで音が通った気がした。
「……香奈さん…でかっ…」
『ごめんごめん!……でも…それ本当?
…瞳ちゃんが帰ってきたって……』
「本当です…」