お前は、俺のもの。

「それらも仕事だというなら、これから満島にやってもらうことにする」

とんでもない発言に、さすがの私も「え?」と声を上げた。

鬼は私に振り返り、その整った顔の両目を細めて、大きな手で私の頬をそっと優しく触れた。

ドキドキドキ……。

彼女たちが見ている前で、私の顔は熱くてクラクラするし、心臓は暴れまくっている。

「お前、俺のメシ作ってくれる?」

──この前、言いましたよね?「料理は全くダメだ」って!

火照りが引かない顔で口を尖らせて睨む私を、彼は口元を緩ませ、手は頬をゆっくりと撫でて離れた。

確実に、獲物を溶かして堕とす顔をして。

そして振り返った鬼は冷たく見下した瞳で、小堺るみに言った。

「俺が手伝うなら、作ると言っている」と。
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