いつか、きっと。
「一回だけ、そうなりそうな雰囲気になったことのあっとよ。友也お酒飲んで酔っとったし」
「それでそれで?それって御子柴くん、お酒の力ば借りて明日美と……って思ったんじゃないと!?で、どうやったと?」
未来が食い付いてきた。
でも期待させてもそれ以上に盛り上がる話じゃないから、私は冷静でいないとね。
「良い雰囲気にはなったとけど、急に友也から『気持ち悪か』って言われて、はい終了」
「え、なんそれ。気持ち悪かって……明日美なんばしたと?」
「私はなんもしとらんって!私だってビックリしたけど、実は吐きそうで我慢しとったって分かったけんすぐトイレに連れて行ったり、その後友也が眠ってしまうまでそばにおっただけ」
あの夜の出来事は、忘れたくても忘れる事なんてできない。
友也の二十歳の誕生日だから、私にとっても特別な日だった。
大人になったといえる記念日だからこそ、二人にとっても何かが変わるんじゃないかってちょっと期待もしていた。
「お酒の力ば借りるつもりが、緊張して飲み過ぎて酔い潰れたって感じ?まあ、分からんでもなかけどね……。でもそいなら尚更すぐにでも仕切り直さんばやろ。時間ば空けたら空けたほど、気まずくならん?」
私もそこはちょっと考えた。
急いで大人にならなくてもいいとは思ったけど、じゃあいつになったら……いいのかなって。
自然とまた、あのときみたいな雰囲気になるのかなと期待したりもしたけど、どうやったら自然にいい雰囲気になれるのか分からなくなっていた。
「気まずくなんかなっとらんよ。ただ、友也が大学卒業して先生になってからは前以上に会う時間が少なくなったかも。隣に住んどるとになかなか会えんし、お互い仕事忙しかし、休みの予定も合わんし」
「贅沢言わんと!私とテツくんなんて長崎と東京ばい?しかもテツくんが高校卒業してからやけん、もう九年くらいずっと離ればなれよ。お互いの都合くらいどがんかすれば会えるたい。夜中にでも抜け出せばすぐ近くにおるとやけん」
「それでそれで?それって御子柴くん、お酒の力ば借りて明日美と……って思ったんじゃないと!?で、どうやったと?」
未来が食い付いてきた。
でも期待させてもそれ以上に盛り上がる話じゃないから、私は冷静でいないとね。
「良い雰囲気にはなったとけど、急に友也から『気持ち悪か』って言われて、はい終了」
「え、なんそれ。気持ち悪かって……明日美なんばしたと?」
「私はなんもしとらんって!私だってビックリしたけど、実は吐きそうで我慢しとったって分かったけんすぐトイレに連れて行ったり、その後友也が眠ってしまうまでそばにおっただけ」
あの夜の出来事は、忘れたくても忘れる事なんてできない。
友也の二十歳の誕生日だから、私にとっても特別な日だった。
大人になったといえる記念日だからこそ、二人にとっても何かが変わるんじゃないかってちょっと期待もしていた。
「お酒の力ば借りるつもりが、緊張して飲み過ぎて酔い潰れたって感じ?まあ、分からんでもなかけどね……。でもそいなら尚更すぐにでも仕切り直さんばやろ。時間ば空けたら空けたほど、気まずくならん?」
私もそこはちょっと考えた。
急いで大人にならなくてもいいとは思ったけど、じゃあいつになったら……いいのかなって。
自然とまた、あのときみたいな雰囲気になるのかなと期待したりもしたけど、どうやったら自然にいい雰囲気になれるのか分からなくなっていた。
「気まずくなんかなっとらんよ。ただ、友也が大学卒業して先生になってからは前以上に会う時間が少なくなったかも。隣に住んどるとになかなか会えんし、お互い仕事忙しかし、休みの予定も合わんし」
「贅沢言わんと!私とテツくんなんて長崎と東京ばい?しかもテツくんが高校卒業してからやけん、もう九年くらいずっと離ればなれよ。お互いの都合くらいどがんかすれば会えるたい。夜中にでも抜け出せばすぐ近くにおるとやけん」