あたしを知らないキミへ
「恵美加・・。あれって・・」

急に朋美が、ある方向を指さした。

その先を辿って見てみると


あたしの世界は止まったんだ・・。


どうしてだろう。
目がある場所から離せなくて、そこしか見ることが出来なかった。


見つけたんだ。アンタを・・。


「スーパーボール」と書かれた屋台に、アンタは一人椅子に座って小さな子に接客をしていた。
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