今夜23時、ベリーズカフェで。


「胃の内容物に妙な物は見つからなかったし、何が喉を圧迫したのか・・

原因がハッキリとしていないが、

当時の状況から見ても、やっぱりこれは殺人ではなく事故死としか言いようがない。」


「・・・そうですか・・・。」


「桜井さん、一応聞いておきますが・・というか俺達警察も知らなかったから、

あなたが知ってるはずないとは思いますが・・

鈴木が名古屋にいるという事、
知ってましたか?」


「・・知らなかったです・・。」


「でしょうね・・。

指紋やDNAが一致したから俺達も初めて、奴があの鈴木ダイスケだと分かった。

・・刑事がこんな言い方はするのは良くないが、あなたのお母様とお子さんを殺した張本人・・

そして心神喪失を作り上げたその両親に・・
天罰が下った形になりましたね。」


「・・・・・・・・・・・・。」


「捜査情報を一般人にここまで漏らすのはホントは駄目だけど・・

もしこれであなたの気持ちが少しでも晴れるなら・・始末書も悪くないかな・・。」


「・・ありがとうございます・・今泉さん・・。」
























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