花のように。
次の日、
「昨日はどうだった??」
「話しただけだよー!
すごい緊張したー!!」
「2人が歩いてる姿めちゃいい感じだったよ!
恭介くんて彼女いないの?」
「うん🎵いないみたい!
恭介って、部活でもよくふざけてるみたいでねー!」
皐月と唯が楽しそうに話す中、
私は話を聞くのがやっとだった。
私が体育祭で気になった人は、
皐月の好きな恭介だったから。
「そういえば!恭介にきいてみたよ!」
「え?」
「体育祭の人!!」
「え!」
「もっと詳しく教えてもらえればわかるかも、って🎵」
「詳しくって言われても、、
うーん、、、
もう3ヶ月も前のことだから
あんまりよく覚えてないなー」
「もー、
せっかくうちらが協力しようとしてるのにー」
「ありがとう!
今度みかけたらまた相談するね!」
それ以来、体育祭の話をすることはなかった。
皐月と恭介は何度か放課後に会っていたが
季節はもう12月になっていた。
3年生ということもあり、
皐月は就職先を遠方に決めた。
就職先を決めてから
皐月の会話から恭介の話はあまりでなくなった。
出会って間もない2人は結局、
付き合うことにはならなかった。