幸せの扉を探して

永莉**


永莉・・・


桜が倒れた時に
駆けつけてきた先生・・・

荒木 颯天さん

人目で気持ちを持っていかれそうに・・

だけど‥‥‥‥
あっ、この人は、
桜が好きなんだと・・・わかった。

直ぐに玉砕・・か・・・

だって・・・
颯天さんの桜を見つめる眼差し
心配そうな顔・・・
やはり・・桜にはかなわないなぁ
だって、本当に綺麗で可愛いから
だけど、旦那もちなんですけど・・
うふっ、桜の回りには、
優しい人が多くて良かった・・

あの人達以外は・・・


桜との話を聞かれてしまい
弁護士の先生で、力を貸して
貰えるかもと
勝手な判断で、簡単に事情を話した。

颯天さんは、私の話を聞きながら
かなり怒りがあったみたいだが
色々調べてみてくれると
言ってくれた。

それからは、電話で桜の様子を
聞かれたり、進展を聞かせて
もらったりした。
電話で拉致があかないときは
あって話をしたり
私の怒りをぶつけたりした。
颯天さんは、私が怒ると
頭を撫でてくれて
癒してくれた。

そんな日々が続いていた日
桜と久しぶりにランチに
出掛けた。
桜は、大友君のマンションを
出てから、食欲も減り
睡眠もきちんととれていないから
気晴らし連れ出してみた。

あんまり、食べなかったけど
「美味しい」と、笑ってくれたから
少しだけ、ホッとして
帰ろうとした時に
桜が、倒れて・・・
オタオタしている私に
「救急車を呼ぶから」
と、男性から
「あっ、すみません。
ありがとうございます。」
と、お礼を言っている間に
男性は、救急車を要請して
くれた。

その時・・
「大友 桜 25才・・・・」
と、男性が言うから
「ちがう、柳川 桜です。」
と、言い直すと
男性は、
「本当?バカなやつだ。」
と、言いながら
救急隊員と話して電話を切った。
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