幸せの扉を探して

大事な話し**


七時になり
みんな揃って食事をした。

週末でもあり
みんなのんびりしていたが
彰さんが
「アルコールが入る前に
話をしようか?」
と、言った時
来客のブザーがなり
「あっ、丁度来たみたいですね。」
と、新君が言って
玄関へと向かった。

誰?と私が首をかしげると
永莉ちゃんも首をかしげて
ん?と、二人で思っていると
「今晩は。」
と、新君と一緒に入って来たのは
架瑠だった。

架瑠は、私の顔を見て
ホッとしたように
優しく微笑んでくれた。

あかねさんが
「架瑠君も新君も座って」
と、言ったから
架瑠は、手を洗わせてもらってから
結俐を抱いて、私の横に座った。

その横に新君が。
私の逆の横に永莉ちゃん
永莉ちゃんの横に颯天先生
手前に彰さんとあかねさんが
座った。


口火を切ったのは・・・

   新君・・・・・
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