離婚前提。クールな社長と契約妻のとろ甘新婚生活


仕事の成功と千景の心を手に入れ、幸せすぎて怖い。


「父も必ず納得させるから、百々花はなにも心配しなくていい」


千景はそう言って百々花を抱きしめた。

今日、実家で見た弘和の様子から考えると、それはかなり遠い未来のような気がしてならない。幸せな気分に浸るいっぽうで、残る課題への不安もあった。


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