離婚前提。クールな社長と契約妻のとろ甘新婚生活
営業ならば、まずは口の利き方から学びなおしたほうがよさそうだ。
「広告を打つためには費用が必要になります。それを捻出するためにお客様にご提示する料金を高く設定しなくてはなりません」
不用意にCMを打って、それをそのまま価格に反映するのは無責任に思えてならない。お客様ファーストであるならば、安易に手を出すべきではないと考えていた。
特にテレビCMとなると影響力やブランディング力を強くアピールでき、大々的な宣伝にはなるが、広告に対する直接的な売上や効果の可視化が難しい。投資に対するリターンが適正であればまだいいが、マス広告と効果が不釣り合いな場合が多く、ただ無くすと怖いからという理由で掲載をやめられない企業もある。膨大な広告費が一番無駄なコストなのだ。
『他企業とは一線を画した高級ブライダルサロンという路線であれば当然かと思いますが? 広告を打って、シュプリームウエディングさんのブランド力を高めるのは社長としてあたり前の御判断かと思いますよ』
「料金の高い低いではなく、シュプリームウエディングでは高品質、高サービスをもってして高級としております。お客様の口コミでここまで育てていただいたので、せっかくですが、このようなお話をいただいてもお役に立てません」