副社長の歪んだ求愛 〜契約婚約者の役、返上させてください〜
「そうですか……派遣の山本さんは、社員になることを希望していたりしますか?」
私の言葉に、二人が焦り出した。
「えっ?もしかして、美鈴ちゃんは退職を考えてるのか?」
「うそっ!?東山さんと結婚するから?」
「い、いえ。結婚っていうわけじゃなくて……実家に一人でいる母のことも心配で、いろいろ考えていて……」
「美鈴ちゃんの実家って、静岡だったよね?お母さんを呼び寄せるの?」
篠原さんは、まだ訝しそうな顔をしている。
「いえ。母は、実家を出るつもりは一切ないって言っているので……」
「じゃあ、美鈴ちゃんが戻るの?あれ?東山さんはどうするの?」
田中さんの問いかけに、言葉が詰まってしまった。
「ま、まだ、いろいろ考えてるところなんです」
「そっかあ。美鈴ちゃんはひとりっ子だし、自分がなんとかしないとって、ますます考えちゃうよね」
「はい……」
私の言葉に、二人が焦り出した。
「えっ?もしかして、美鈴ちゃんは退職を考えてるのか?」
「うそっ!?東山さんと結婚するから?」
「い、いえ。結婚っていうわけじゃなくて……実家に一人でいる母のことも心配で、いろいろ考えていて……」
「美鈴ちゃんの実家って、静岡だったよね?お母さんを呼び寄せるの?」
篠原さんは、まだ訝しそうな顔をしている。
「いえ。母は、実家を出るつもりは一切ないって言っているので……」
「じゃあ、美鈴ちゃんが戻るの?あれ?東山さんはどうするの?」
田中さんの問いかけに、言葉が詰まってしまった。
「ま、まだ、いろいろ考えてるところなんです」
「そっかあ。美鈴ちゃんはひとりっ子だし、自分がなんとかしないとって、ますます考えちゃうよね」
「はい……」