副社長の歪んだ求愛 〜契約婚約者の役、返上させてください〜
「佐山さん。いや、みいちゃんって呼ぶべきでしたか?」
私の驚いた顔を見て、何かを確信したかのように、東山さんが頷いた。
「佐山美鈴さん。やはりあなたですね。最後にお見かけしたのは……13年ちかく前でしょうか?私が21歳の時のピアノの発表会で。
でも、ひまわり色のドレスを着ていたのはそれよりさらに前でしたね」
「どうしてそれを……」
「あなたは気付いていませんでしたか?私達は、同じ発表会に出ていたと記憶していますが」
「……東山啓太さん……その名前を覚えています。田川先生のクラスの発表会ですね」
そう認めると、東山さんは顔を綻ばせた。
さっきの満面の笑みや、今の穏やかな表情こそがら彼の本当の素顔のような気がした。
「やはりそうでしたか。あの頃の面影が見てとれたので」
私の驚いた顔を見て、何かを確信したかのように、東山さんが頷いた。
「佐山美鈴さん。やはりあなたですね。最後にお見かけしたのは……13年ちかく前でしょうか?私が21歳の時のピアノの発表会で。
でも、ひまわり色のドレスを着ていたのはそれよりさらに前でしたね」
「どうしてそれを……」
「あなたは気付いていませんでしたか?私達は、同じ発表会に出ていたと記憶していますが」
「……東山啓太さん……その名前を覚えています。田川先生のクラスの発表会ですね」
そう認めると、東山さんは顔を綻ばせた。
さっきの満面の笑みや、今の穏やかな表情こそがら彼の本当の素顔のような気がした。
「やはりそうでしたか。あの頃の面影が見てとれたので」