白い便箋を太陽に翳してみれば・・
花恵・・。
ごめんな・・。
こんな俺、最低だよな・・。
許してくれなんて言わねぇ・・。
いっそのこと、俺を嫌いになって恨めばいい。

本当にごめんな・・。

花恵、すっげー好きだよ。

だけど、、

花恵を幸せにしてあげられるのは

俺じゃねぇーんだ・・。



家に帰った俺は、事前に準備しておいた荷物を玄関に置いた。
学校にも退学届けを出してきたから、後はもう出るだけ。

最後に俺は、ある場所に立ち寄った。
歩いて5分くらいで着く場所・・そこは公園だった。
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