白い便箋を太陽に翳してみれば・・
昔、子供の頃によくカズキと一緒に遊んでいた。
小さい頃から、色んなことがあったせいか、俺はあまり人を信じるということをしなくなった。
そんな俺を見兼ねてか、カズキが小学校の時に俺が20歳になったら一緒にタイムカプセルを掘り返そうって言い出した。
「俺は何年経ってもお前を裏切ったりなんかしねぇ」って。
そんな約束をカズキは、俺にしてくれたんだ。
カズキが一人で掘って何かを埋めていた記憶がある。
確か、滑り台の下の方に埋めていたはず。
俺は、不確かな記憶を頼りに掘り返していく。
本当は、俺が20歳になった時にカズキと一緒に掘り返そうって約束したけど、それが出来ねぇーから少し早いけど俺・・一人で掘るな・・。
ごめん、カズキ・・。
しばらく掘っていると、砂で覆われた青い缶のような物に無造作に何通にも折りたためられた紙が出てきた。
「なんだこれ・・」
不思議に思いながらも、俺はそれを一枚一枚丁寧に開いていく。
小さい頃から、色んなことがあったせいか、俺はあまり人を信じるということをしなくなった。
そんな俺を見兼ねてか、カズキが小学校の時に俺が20歳になったら一緒にタイムカプセルを掘り返そうって言い出した。
「俺は何年経ってもお前を裏切ったりなんかしねぇ」って。
そんな約束をカズキは、俺にしてくれたんだ。
カズキが一人で掘って何かを埋めていた記憶がある。
確か、滑り台の下の方に埋めていたはず。
俺は、不確かな記憶を頼りに掘り返していく。
本当は、俺が20歳になった時にカズキと一緒に掘り返そうって約束したけど、それが出来ねぇーから少し早いけど俺・・一人で掘るな・・。
ごめん、カズキ・・。
しばらく掘っていると、砂で覆われた青い缶のような物に無造作に何通にも折りたためられた紙が出てきた。
「なんだこれ・・」
不思議に思いながらも、俺はそれを一枚一枚丁寧に開いていく。