白い便箋を太陽に翳してみれば・・

だけど、今さら花恵に会ったって、どうすりゃーいいんだよ・・。
俺は、少し早いけど仕事のせいにして、家を出た。

後ろでカズキが俺を呼んでいたけど、そのまま仕事に向かった。

だけど、俺は想像もしていなかった・・。

また花恵に、再会するなんて・・。


カズキが帰ってから、しばらくした時だった。
いつものように工事現場で働いていた。
そしたら、ある人を見つけたんだ・・。

花恵・・。

正直、意味が分からなくてどうすればいいか分からなかった。

「おい、北澤。あの子知り合いじゃないのか？」
「・・あーまぁ・・」
「ちょっくら話してきたらどうだ。こっちは大丈夫だからよ」
「・・ありがとうございます」

俺はお礼を言った後、花恵のところに向かった。