白い便箋を太陽に翳してみれば・・
そのタイムリミットは、

数日が経った仕事中の時だった。

俺は、仕事に行く前に花恵に電話をしていた。

なんか分かんねぇーけど、どうしても花恵の声がすげー聞きたくなって。

帰ったらまた連絡すると言って、俺は電話を切って仕事に向かった・・。



「どうだ。最近彼女さんとは」

俺の仕事仲間の古川さんが、そんなことを聞いてきた。

「仲良くやってますよ」
「羨ましいね~」
「古川さんだって奥さんと仲いいじゃないっすか」
「あははっ」

大声で笑う古川さんに、俺もつられて笑う。
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