白い便箋を太陽に翳してみれば・・
「北澤!ちょっといいか!手伝ってくれ!」
「はい!」

そして、俺は呼ばれた先に行こうとした時だった。



バー―――――ン!!!!


近くで、ものすごい音がした。

「北澤危ない!!」

そんな声が聞こえたのと同時に、左右にふらつきながら、ものすごいスピードで俺の方に向かって車が走ってきたんだ。

だけど・・

気づくのが遅かったんだ。
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