白い便箋を太陽に翳してみれば・・
バン・・!!!


そんな鈍い音と共に、俺の体は宙に舞った。



そして、激しい痛みに俺は強く目を瞑った・・。




夢を見た。

そう・・俺は多分、夢を見ていたんだ。

周りは何もない真っ白な世界に俺はいた。
俺は一人で歩いて行く・・。
ゴールの見えない道を、ただただ真っ直ぐに・・。
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