溺愛ホリック
そうやって少しずつ努力してるけど、真面目に生きるというのは思った以上に窮屈で·····。



早く1人前になりたいのが今の気持ち·····。



久しぶりに暁と話せたことはかなりの息抜きになって。



次の日からまた僕は柘植さんと向き合っていく·····。



「この書類全部に目を通しておくように」

「はーい」

「返事は短くしろ」

「はいはい」

「生意気なやつだ·····」

「柘植さんも、もう少し緩く生きてみたら?息つまんないの?」



僕にはその生き方理解できない·····。



20代後半で彼女ナシ。



きっと学生生活もガリ勉くんだったんだろう·····。



なんてちょっとバカにしたのがわかったのか、柘植さんが反論してきた。



「俺もそれなりに学生の時は遊んでた」

「堂々と言うことでもないと思う·····」

「言わせたのはそっちだろう·····」

「柘植さん自分のこと俺なんだね·····」

「その反応はなんだ」



いや、俺って柄じゃないって思っただけ·····。

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