青い光
輝くんがそう言ってから数分後
「わりぃ。待たせたな。」
もう1人の男の子が来たようだ。
私はふとそちらの方へと目を向ける。
え…?
この人は、私が夢でよく出てくる男の子だ。
間違いない。
固まっている私を見て、理沙は「ん?どうした?」と聞いてきたので耳打ちでこのことを教えた。
「ええええ?!?!」
理沙は大きな声で驚いた。そのせいで、みんながこちらを向く。ああ、最悪だ…。
「どうしたの?理沙ちゃん」
「どうしたー?」
みんなが一斉に聞いてくる。
これは、もうダメだ。そう思ったとき、前に彼が座って言った。
「なんか、俺こいつどっかで見たことあるわ。」
はい?こいつ?どっかで見たことあるって…。
私ないんですけど?
「あー!思い出した〜!今日朝全速力で自転車こいでた女だわ〜!」
彼はそう言うと、みんなもクスクス笑いだした。
馬鹿にはされてるけど、理沙の驚いてる原因についての話が逸れたから丁度良かった!
理沙も反省しながら、小声で謝ってきた。
「あ、そういえば俺名乗ってなかったわ。
蒼井 和真です。今日は、陸上の測定で遅れました。すんません。」
軽い感じでそう言うと、合コンは再開した。
目の前に座っている彼は、やっぱりあの彼で…。
切れ長の瞳、薄い唇。それから高身長でスタイルも抜群。
夢であっていた和真くんにしか見えない。
「何見てんの?」
どうやら、そんな考え事をしながら和真くんを見つめていたようだ。
「み、見てません!」
嘘です。見てました。ごめんなさい。
「嘘じゃん、何?俺のこと好きなの?」
私の顔を覗き込んでからかってくる。
や…近い……。。私今絶対顔真っ赤だ。
「やめてあげなよ〜、和真!日菜ちゃん困ってるじゃん、ね?」
助け舟を出してくれたのは、またまた幹事の翔馬くん。
「へー、翔馬こういう子好きなんだー」
和真くんは、ニヤニヤしながら、覗き込む顔を引っこめる。
翔馬くんに申し訳ないことしちゃったな…。私みたいな子がタイプとかありえないのにさ…。
「いやさ、俺は日菜ちゃんみたいな子タイプだけど問題ある?」
翔馬くんは、ニコッと笑みを浮かべて私を見る。
え?えええええ?!私みたいな子が………タイプ………??
「まじ〜?!やったじゃん、日菜〜!日菜、めっちゃいい子だからさ!翔馬くん見る目あるねえ〜!」
びっくりして固まっている私に、理沙は私をアピールしだす。
ほなみとなっちゃんも、拍手までしてる。
ええ、これもしかしてそういう流れ……?
いや、もちろん翔馬くんはいい人だし、イケメンだし彼氏だったらすごく素敵だと思うけど…。
私は…………どうしてもまだ、和真くんのことが気になる。本当にあの夢の人だったら…。
「とりあえずさ、俺とLINE交換してくれない?」
翔馬くんは、私にLINEを聞いてきたので交換はした。
なんとなくだけど、視線を横にそらすと和真くんは不機嫌そうに俯いていた。
「……?」
「わりぃ。待たせたな。」
もう1人の男の子が来たようだ。
私はふとそちらの方へと目を向ける。
え…?
この人は、私が夢でよく出てくる男の子だ。
間違いない。
固まっている私を見て、理沙は「ん?どうした?」と聞いてきたので耳打ちでこのことを教えた。
「ええええ?!?!」
理沙は大きな声で驚いた。そのせいで、みんながこちらを向く。ああ、最悪だ…。
「どうしたの?理沙ちゃん」
「どうしたー?」
みんなが一斉に聞いてくる。
これは、もうダメだ。そう思ったとき、前に彼が座って言った。
「なんか、俺こいつどっかで見たことあるわ。」
はい?こいつ?どっかで見たことあるって…。
私ないんですけど?
「あー!思い出した〜!今日朝全速力で自転車こいでた女だわ〜!」
彼はそう言うと、みんなもクスクス笑いだした。
馬鹿にはされてるけど、理沙の驚いてる原因についての話が逸れたから丁度良かった!
理沙も反省しながら、小声で謝ってきた。
「あ、そういえば俺名乗ってなかったわ。
蒼井 和真です。今日は、陸上の測定で遅れました。すんません。」
軽い感じでそう言うと、合コンは再開した。
目の前に座っている彼は、やっぱりあの彼で…。
切れ長の瞳、薄い唇。それから高身長でスタイルも抜群。
夢であっていた和真くんにしか見えない。
「何見てんの?」
どうやら、そんな考え事をしながら和真くんを見つめていたようだ。
「み、見てません!」
嘘です。見てました。ごめんなさい。
「嘘じゃん、何?俺のこと好きなの?」
私の顔を覗き込んでからかってくる。
や…近い……。。私今絶対顔真っ赤だ。
「やめてあげなよ〜、和真!日菜ちゃん困ってるじゃん、ね?」
助け舟を出してくれたのは、またまた幹事の翔馬くん。
「へー、翔馬こういう子好きなんだー」
和真くんは、ニヤニヤしながら、覗き込む顔を引っこめる。
翔馬くんに申し訳ないことしちゃったな…。私みたいな子がタイプとかありえないのにさ…。
「いやさ、俺は日菜ちゃんみたいな子タイプだけど問題ある?」
翔馬くんは、ニコッと笑みを浮かべて私を見る。
え?えええええ?!私みたいな子が………タイプ………??
「まじ〜?!やったじゃん、日菜〜!日菜、めっちゃいい子だからさ!翔馬くん見る目あるねえ〜!」
びっくりして固まっている私に、理沙は私をアピールしだす。
ほなみとなっちゃんも、拍手までしてる。
ええ、これもしかしてそういう流れ……?
いや、もちろん翔馬くんはいい人だし、イケメンだし彼氏だったらすごく素敵だと思うけど…。
私は…………どうしてもまだ、和真くんのことが気になる。本当にあの夢の人だったら…。
「とりあえずさ、俺とLINE交換してくれない?」
翔馬くんは、私にLINEを聞いてきたので交換はした。
なんとなくだけど、視線を横にそらすと和真くんは不機嫌そうに俯いていた。
「……?」