秘密ね
この時私は中学校生活は、小学校生活とあまり変わらなさそうだなと思いました。
私と碧人はこの中学に行くために誰よりも勉強をしていたので、クラスではいつも1位、2位を争っていました。 テストが返されるたびに2人で何点だった?とかハイタッチをしたりしていて最初はみんな引いていたけど今ではいつもの光景です。

ある日の朝、部活について先生が話しました。

先生 部活はバスケ、サッカー、卓球、バレーボール、ダンス、ダッチ、演劇、造形、和太鼓、帰宅、サッカー部マネージャー、バスケ部マネージャー、卓球部マネージャー、バレーボール部マネージャー、ダンス部マネージャーの中から第1希望、第2希望、第3希望を選んで下さい。

私 「何にしよーかな。別になんでもいんだよね」

碧人 「俺絶対サッカー部だは」

すると碧人がサッカー部と言った瞬間皆が私にサッカー部のマネージャーにしな!と言ってきましま。その時はまだ中学校に慣れていなくてどうすればいいか分からなくなっていたのでみんなの言うとうりにしとけば何とかなるかと思い、

私 「わかったよ。サッカー部マネージャーにするけど、碧人担当になるかは分からないからね?」

そうなことを言っても皆はいいからいいから!と流します。

そして1週間後、サッカー部とサッカー部マネージャーが呼び出されましま。碧人はかっこよく頭もいいし優しいので碧人狙いでマネージャーになったという人も沢山いました。すると先生が担当を発表しました。
先生 「では坂上担当は佐藤」

坂上 「ほーい」

佐藤 「私鈴木碧人君担当がいいです」

先生 「これは遊びじゃないんだぞ?」

そうして次々呼ばれていき、運がいいのか悪いのか、

先生 「鈴木担当、橋本」

そう言われた瞬間大体の人は興奮してましたが碧人狙いでマネージャー志望にして人は私を睨みつけるかのような顔をしていました。

先生 「では解散!次の集まりは木曜日の放課後だ」

そして皆は解散しました。
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