恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
◇
どれくらいそこにいたのか…
もう夜も更けていたし、そろそろって碧斗が言いだしたので、2人でゆっくりと家に戻る。
マンションでは双子のきょうだいってことになっていて、手をつないだりとかはできない。
だけど…
それでも昨日までのことを思うと…幸せで…あったかかった。
「なぁ。杏。俺、美紗都との付き合いやめたから。」
「え?」
「医者になるために必要なやつかもって思ってたけど…俺に男を求められたら、無理だろ?杏も嫌だろうし。それに杏のことをバカよばわりしたからな。もう切る。」
「うん。」
「ってことだ。医者になるってったってほかにもいろいろ道はあるから。ってか…俺、小さいころから自分は医者になるってそればっか思ってたけど、実際はもっとほかにも仕事はあんだし、視野広げてもいいかなって思ったりもしたてる。まだ、高1だし、あと2年あるから考えるよ。」
どれくらいそこにいたのか…
もう夜も更けていたし、そろそろって碧斗が言いだしたので、2人でゆっくりと家に戻る。
マンションでは双子のきょうだいってことになっていて、手をつないだりとかはできない。
だけど…
それでも昨日までのことを思うと…幸せで…あったかかった。
「なぁ。杏。俺、美紗都との付き合いやめたから。」
「え?」
「医者になるために必要なやつかもって思ってたけど…俺に男を求められたら、無理だろ?杏も嫌だろうし。それに杏のことをバカよばわりしたからな。もう切る。」
「うん。」
「ってことだ。医者になるってったってほかにもいろいろ道はあるから。ってか…俺、小さいころから自分は医者になるってそればっか思ってたけど、実際はもっとほかにも仕事はあんだし、視野広げてもいいかなって思ったりもしたてる。まだ、高1だし、あと2年あるから考えるよ。」