恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
「おせーぞ。杏。もう9時じゃんよ。」

言いながら、リビングの定位置に座る碧斗

「仕方ないよ。あの時間からスーパー行ってるんだから。」

「まぁ。許してやるよ。うまいし。」

そしていただきますもそこそこにガツガツとチキンのソテーを食べてる…。

チキンは碧斗の好きなご飯のうちの1つだ。
ほんとに碧斗はおいしそうに食べると思う。

わたしに対する態度はひどいけど…
それだけはほんと、作りがいがあるっていうか…

わたしが料理好きで上手くなったのは碧斗のおかげなんだと思う。

人においしいって言われたら、今度はもっと美味しく作ろうって思うもんだ。

「おかわりあんの?」

碧斗はもう、お皿を空にしている。

「あるよ。」
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