恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
碧斗は昨日…
帰ってきたら、ズカズカとわたしの部屋にやってきた。

まぁ…ベランダを開けっ放しにしてるわたしも悪いんだけど…

「杏。明日も作れよ。」

「学食あるじゃん。」

「ばぁか。俺が好き嫌い多いの知ってんだろ?あんなわけわからんもん食えるかよ。」

そして今日のお弁当箱をわたしの机の上に置いた。

ちゃんと洗ってある。
こういうとこ…昔から…

「じゃあ…朝行く前に取りに来てよ。うちに。」

そしたら届けなくて済むのに…

「無理。俺ギリギリまで寝てるからそんな暇ない。お前が学校にもってこい。」

はぁー。

碧斗にお弁当なんて毎日届けたら…めちゃくちゃ目立つし…また特進の怖い女子に目つけられたりしたら…。

碧斗の顔をチラッと見てみる。

いや…やっぱり反論なんてできるわけない…
碧斗だし…

「わかったよ…」

なんとか切り抜けるしかない…か…


そして、朝会ったのがさっきのメガネ男子。
毎朝捕まえることができたらな…
きっといい人に違いない…。

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