恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
「絶対杏ちゃん狙いだね。」

「えっ!ウソッ!」

わたしなんかを…狙うわけ…ないのに…
こんな地味なわたし…

「はぁ~。杏ちゃん…ほんと超鈍いよね。明日言われるよ。明石くんに。」

「な、なに?」

「俺の唐揚げは?って」

それは…まあ言われるかもだけど…
それは単に明石くんが食べるの好きなだけで…

「杏ちゃんは明石くんは食べるの好きなだけとか考えてんでしょ?」

「う、うん。ちがうの?」

「ちがうから。もうっ!明石くんがかわいそう。」

って…でも…
わたしなんて…

「まぁ…それが杏ちゃんのよさでもあるから…」

はぁ~っ…とため息をつくナミ。
に、何も言えないわたし…。
< 49 / 255 >

この作品をシェア

pagetop