愛というもの~哀しみの中で~
お風呂から上がって布団にもぐると大吾の匂いがした。
あれから大吾からは連絡もなく帰っても来なかった。
私は大吾がもう戻って来ないかもしれない不安で押しつぶされそうで、声を殺してまた泣いた。
夜中の何時まで時計を見たかな?いつの間にか泣き疲れて眠っていた。
朝はアラームで目が覚めた。
泣きながら寝てたから目が腫れぼったかった。
やっぱり食欲はなく、お茶だけ飲むと早めに家を出た。
なんとなく独りで家にいるのが嫌だったから…。
自転車で走ると冷たい空気が肌を刺すように刺激してきてまた悲しくなってきた。
泣いちゃダメだ。仕事しないと。
必死で涙が溢れるのを堪えた。
その日は何とか手を動かして黙々と働いた。
昼過ぎからはコンビニでのバイトだったから一旦自転車を置いて家には寄らずそのままバスに乗ってコンビニへ向かった。
本当は仕事の時間にはだいぶ早かったけど控え室で時間になるまで待たせてもらった。
その日は由実ちゃんもバイトに入ってて控え室で声をかけられた。
正直話す気力がなかった。
「茉莉ちゃんなにかあった?昌くんから電話あって茉莉ちゃんと連絡取れないって言われてさぁ昼間電話したのよ?ってかその顔…彼氏と何かあった?」
「あっ、そう言えばケータイ家に忘れてきたかも。」
あれから大吾からは連絡もなく帰っても来なかった。
私は大吾がもう戻って来ないかもしれない不安で押しつぶされそうで、声を殺してまた泣いた。
夜中の何時まで時計を見たかな?いつの間にか泣き疲れて眠っていた。
朝はアラームで目が覚めた。
泣きながら寝てたから目が腫れぼったかった。
やっぱり食欲はなく、お茶だけ飲むと早めに家を出た。
なんとなく独りで家にいるのが嫌だったから…。
自転車で走ると冷たい空気が肌を刺すように刺激してきてまた悲しくなってきた。
泣いちゃダメだ。仕事しないと。
必死で涙が溢れるのを堪えた。
その日は何とか手を動かして黙々と働いた。
昼過ぎからはコンビニでのバイトだったから一旦自転車を置いて家には寄らずそのままバスに乗ってコンビニへ向かった。
本当は仕事の時間にはだいぶ早かったけど控え室で時間になるまで待たせてもらった。
その日は由実ちゃんもバイトに入ってて控え室で声をかけられた。
正直話す気力がなかった。
「茉莉ちゃんなにかあった?昌くんから電話あって茉莉ちゃんと連絡取れないって言われてさぁ昼間電話したのよ?ってかその顔…彼氏と何かあった?」
「あっ、そう言えばケータイ家に忘れてきたかも。」