愛というもの~哀しみの中で~
7
大吾がお風呂入ってる間に布団を敷いて寝る準備をした。
ずっとドキドキが止まらなかった。
この後するのかな?胸を触られても怖くはなかった…きっと大丈夫。

「えっ?茉莉が変態になってる。」

ひとりで考えこんでいる間に大吾はお風呂から上がってきてた。
変態?一瞬何を言われてるのかわからなかったけど無意識に自分で胸を揉んでた。

「ち、違うの!ちょっと考え事してただけ!」

ニヤニヤしながら私を見てた大吾は私の横に来るとぎゅーって抱きしめ、そのままゴロンと布団に転がった。

「おっぱい揉まれるのそんなに良かった?」

イジワルに笑ってそんな事言われたからまたムッと怒った顔をして大吾を睨む。

「違うってば!…ねぇ、私の胸小さいでしょ?がっかりした?」

「クククッ、そんなの前から知ってるよ。抱きしめたときとかにわかる。大きけりゃ良い訳じゃないし、可愛いよ。」

そう言って私を抱きしめたまま笑い続けるから私は大吾の腕の中で背中を向けた。
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