愛というもの~哀しみの中で~
こうやって2人で過ごすクリスマスが私の人生にあるなんて思ってもなかった。
「はぁ、本当に幸せ。」
つい口に出していた。
それを聞いた大吾がまた私を後ろから抱きしめる。
「俺も。マジでめっちゃ好き。」
抱きしめる腕の力が強くなる。
「そんなに強くしたら吐いちゃう。」
「ハハッ、吐かれたら困る。」
そう言って腕の力を緩めるけどお湯が沸くまで離れてはくれなかった。
それからコーヒーを大吾が淹れてくれた。
ケーキを切るための包丁を持って行くと、
「切らなくていいよ。そのまま食べようぜ。」
って言われてそのままの意味がわからずとりあえず包丁を直した。
写真を撮ると、大吾は大胆にそのままフォークでケーキを食べ始めた。
「えぇ!そんな食べ方するの?」
「子供の頃よくホールケーキをそのまま食べたかったんだ。夢みたいだろ?」
「フフッ、夢みたい。」
それから上に乗っていたクリスマスのプレートも半分に割って食べたけど、さすがにクリームだしそんなには食べきれなかった。
「もう私無理かも…」
「さすがに食べれないな。はぁー食ったぁ。」
大吾が仰向けに倒れるように寝転ぶ。
「食べてすぐは牛になるよ。」
「ならねーよ。」
「はぁ、本当に幸せ。」
つい口に出していた。
それを聞いた大吾がまた私を後ろから抱きしめる。
「俺も。マジでめっちゃ好き。」
抱きしめる腕の力が強くなる。
「そんなに強くしたら吐いちゃう。」
「ハハッ、吐かれたら困る。」
そう言って腕の力を緩めるけどお湯が沸くまで離れてはくれなかった。
それからコーヒーを大吾が淹れてくれた。
ケーキを切るための包丁を持って行くと、
「切らなくていいよ。そのまま食べようぜ。」
って言われてそのままの意味がわからずとりあえず包丁を直した。
写真を撮ると、大吾は大胆にそのままフォークでケーキを食べ始めた。
「えぇ!そんな食べ方するの?」
「子供の頃よくホールケーキをそのまま食べたかったんだ。夢みたいだろ?」
「フフッ、夢みたい。」
それから上に乗っていたクリスマスのプレートも半分に割って食べたけど、さすがにクリームだしそんなには食べきれなかった。
「もう私無理かも…」
「さすがに食べれないな。はぁー食ったぁ。」
大吾が仰向けに倒れるように寝転ぶ。
「食べてすぐは牛になるよ。」
「ならねーよ。」