目覚めると、見知らぬ夫に溺愛されていました。
午後は少し遠くまで歩いて買い物に行こうと思っていた。
とにかく安くて美味しい旬なものを探しに行きたい。
蓮司さんが帰ってきたら、荷物係をしてもらい一緒に行くのもいいな。

こうして、1日の予定を立てた私は、掃除機を手に颯爽と立ち上がった。

だだっ広い各部屋全域にくまなく掃除機をかけ、沢山の窓を拭き終わり、午前中の予定は恙無くこなした。
予定通りで清々しい!
この調子で午後も……と、意気込んだ時、リビングで電話が鳴った。

「はいはーい」

誰もいないのに返事をしてしまうのは、私の癖だった。
キッチンからリビングへと移動し、受話器を取る。
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