目覚めると、見知らぬ夫に溺愛されていました。
「つまりね、私をパートナーにしない?っていう提案なんだけど」
彼女は俺の反応を確かめるように覗き込んでくる。
その様子は獲物を狙う肉食獣に見えた。
「それで、俺に何かいいことがあるのかな?」
「もちろん。あなたも、愛なんて信じない方でしょ?私もよ。しちめんどくさい相手探しの手間を省けるし、それに一色製薬の社長夫人を立派に務めることが出来る、というメリットがあるわ。この役に相応しいのは私しかいないでしょ?」
「大したもんだ。そこまで自分をプレゼン出来るなんて。君は自信の塊だな?」
俺は大袈裟に両手を上げた。
これが降参の意思も表していることを、勘のいい彼女はもう悟っている。
「で?どうする?この提案にのる?」
「断る理由もないな」
この言葉は本心だ。
そのうち、父親が面倒くさい見合い話を持ってきて相手すら選べなくなるだろう。
結局会社の為になる女しか選べないなら、一緒に戦える同士のような女を伴侶にするのはいい案だ。
誰からも好かれ、仕事の出来る彼女に、父親も文句は言わないだろう。
彼女は俺の反応を確かめるように覗き込んでくる。
その様子は獲物を狙う肉食獣に見えた。
「それで、俺に何かいいことがあるのかな?」
「もちろん。あなたも、愛なんて信じない方でしょ?私もよ。しちめんどくさい相手探しの手間を省けるし、それに一色製薬の社長夫人を立派に務めることが出来る、というメリットがあるわ。この役に相応しいのは私しかいないでしょ?」
「大したもんだ。そこまで自分をプレゼン出来るなんて。君は自信の塊だな?」
俺は大袈裟に両手を上げた。
これが降参の意思も表していることを、勘のいい彼女はもう悟っている。
「で?どうする?この提案にのる?」
「断る理由もないな」
この言葉は本心だ。
そのうち、父親が面倒くさい見合い話を持ってきて相手すら選べなくなるだろう。
結局会社の為になる女しか選べないなら、一緒に戦える同士のような女を伴侶にするのはいい案だ。
誰からも好かれ、仕事の出来る彼女に、父親も文句は言わないだろう。