社長の溺愛にとかされて
ケーキを食べ、すっかりご機嫌の私は、慎也の車で帰路へ。
行きしとは違って、慎也といろいろ話しをする。
慎也は甘いのもの辛いのも両方好きで、
大抵の物は食べられるが、仕事関係で食べた高級な懐石は、
味が薄すぎて、凄い料理のはずなのに、庶民の舌では、
あまり凄さが分からなかったと言う話を聞いて、
何となく分かると、頷いていた。
車で1時間ぐらい走った所だろうか、
私は鞄の中の物を取り出し、極力音を出さないように気をつけながら、
ビニールの袋を破く。
赤信号で車が止まった。
胸がどくどく言う。
(う~ 緊張する)
気づいて欲しい、でも気づかれたくない、
相反する気持ちが私の中でせめぎ合う。
「慎也、はい」
ん?と言う顔でこっちを向く慎也の口に食べ物を入れる。
驚いた顔をしてる慎也も、口に含んだ所を食べ、
残りを手にして確認する。
それは少し大きめのハート型をしたクッキー、
さっきケーキを食べたばかりなので、1枚だけ。
慎也は目を見開き、ハート型だと気付くと、
「ありがとう」
そう言ってくれた。
気づいてくれた事に、嬉しいのと恥ずかしい気持ちで一杯になり、
胸がどくどく言うのを感じながら、車の窓から外の景色を眺めていた。
行きしとは違って、慎也といろいろ話しをする。
慎也は甘いのもの辛いのも両方好きで、
大抵の物は食べられるが、仕事関係で食べた高級な懐石は、
味が薄すぎて、凄い料理のはずなのに、庶民の舌では、
あまり凄さが分からなかったと言う話を聞いて、
何となく分かると、頷いていた。
車で1時間ぐらい走った所だろうか、
私は鞄の中の物を取り出し、極力音を出さないように気をつけながら、
ビニールの袋を破く。
赤信号で車が止まった。
胸がどくどく言う。
(う~ 緊張する)
気づいて欲しい、でも気づかれたくない、
相反する気持ちが私の中でせめぎ合う。
「慎也、はい」
ん?と言う顔でこっちを向く慎也の口に食べ物を入れる。
驚いた顔をしてる慎也も、口に含んだ所を食べ、
残りを手にして確認する。
それは少し大きめのハート型をしたクッキー、
さっきケーキを食べたばかりなので、1枚だけ。
慎也は目を見開き、ハート型だと気付くと、
「ありがとう」
そう言ってくれた。
気づいてくれた事に、嬉しいのと恥ずかしい気持ちで一杯になり、
胸がどくどく言うのを感じながら、車の窓から外の景色を眺めていた。