お助け部ッ☆
「あー、姫ちゃん。ちょっとココア買ってきてくれない?」
『こ、ココア?』
言われるがまま、自動販売機でココアを買って戻った。
「うは〜…生き返る!」
それを飲んだ翼先輩は、元に戻った。
「久しぶりだもんな、お前が生徒会長の仕事すんの」
「だって…お助け部の仕事立て込んでたし。生徒会長は気力使うから疲れるんだよぉ…」
「はいはい。今日晩ごはん当番俺だから、お前が好きなハンバーグカレーにしてやる」
「マジ!?大和のハンバーグカレー超好き♪」
ハンバーグカレーか…
ってかハンバーグもカレーもお子さまランチの王道じゃん。
翼先輩ってお子ちゃま………
『って違うでしょ!!あたしへの説明、一切ナシですか!?』
「空気でなんとなく悟ってよ」
大和先輩、そりゃ無茶ッスわ。
「あのな、俺ココア超好きなの」
………だから何!?
「あれ?急に元気になったわけを聞きたいんじゃねぇの?」
ぽけぇっとした顔をしている翼先輩。
とりあえず殴りたい、とゆー本能を必死で抑えた。