お助け部ッ☆
『お助け部って、何する部活なの?』
「ん〜…部活ってゆーより、商売って感じ?」
『商売!?』
高校生が商売!?
「報酬さえ貰えれば、頼んだことなんでもやってくれるんだよ」
なんじゃそりゃ!?
ってかそんなのアリ!?
「だから校内より校外活動のが多い。
ホームページもあって全国各地から依頼を引き受けてるんだって!!」
…全国って……規模でけぇ!!
『そんな部活に…何故あたしが?』
絶対向いてないと思うんですけどぉ…
「さぁ?でもあたしも姫香なら入部出来ると思うんだよね。もう入っちゃいなよ。どーせまだ部活決めてないんでしょ?」
芽依ちゃん…トゲのある言い方するねぇ……事実だけど。
どうしようか悩んでいると、そうそう!と芽依ちゃんが付け足した。
「ちなみにあたしの入ってるサポータークラブは……嫌な言い方すればお助け部のパシリみたいなもんね」
パシリ?この世の中で一番めんどくさいアレ?
『なんでそんな部活に入ったの??』
芽依ちゃんと同じ部活入ろうっていう考え、完全却下だな。
「だってお助け部はヒーローだもん。ヒーローの助手とか、カッコイイじゃん?
ちなみに部員100名以上いるから」
すご!!