雨がふったからそれで
____

理科準備室の掃除を初めて早2時間...


心も体も限界をこえたあたしは
ぶつぶつ文句を言いながら彼の参考書を本棚に並べていた。



「はぁ、大輔もうここに住みなよ?」


疲れすぎて少しキレ気味で話しかけたら


「手うごかせ〜、あと先生と呼べ、」


と軽くあしらわれた。



密室に2人で夕方...
とかお約束の展開だよね

と少しばかりというか
だいぶ期待してた自分が
惨めに思えてきた。


まあ、冷静に考えると
出逢って数時間しか経ってない相手に

あんなことやこんなこと
想像してた自分は馬鹿かなと
思えるんだけど、


なんせ残念な頭のあたしは
全てミユキ(P.12 参照)のせいにした。



1人で寂しく死んでしまったミユキが
私のことを恨めしく思って

ミユキが私の恋愛を邪魔してるんだ、、

ミユキのせいで一生恋愛できずに
ひとり寂しく老後を過ごして

最後はミユキに導かれて池で死n、、、






と1人で相河劇場を脳内で繰り広げたいたら

窓がポツポツと濡れ始め
急に雨が降り出した。

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