愛は惜しみなく与う③
会話が終わるのを待っていたかのように、水瀬は二人の男と部屋に入ってきた。
…どうするかやな
「さて。時間もないからさ?烈火の奴らが近くまで来てる。さっさと事を済ませたいんですよ」
あー忙しい忙しい。そう水瀬は笑った
こいつほんまに…絶対ブン殴る!
「とりあえず、あんたのしたい事が分からへんし聞いてあげるけどさ、やっぱりこの女、違う部屋にやってくれへん?裏切られて助けても、反抗してきたし、同じ部屋にいるのは無理やわ。サシで話そ」
誰かを守りながらの余裕はないから。
紗羅ちゃんはこの部屋にいんといて欲しい。
紗羅ちゃんは、え?と驚いているが、無視
「そうですね。聞かれたくない話もあるんで…紗羅を別部屋に連れてってください」
水瀬は隣にいる男2人に指示して、紗羅ちゃんは抱えられるように部屋を出た
よし
これで
「ようやく2人になれたな」
どんな理由であれ、何が目的であれ……
情報吐かせてここを出るのはあたしや!
「ほんと、こんな女の何がいいのか、さっぱりですね」