愛は惜しみなく与う③
口の中切れた
痛い

でももっと、心が痛い


そしてここから、水瀬の本当の目的を知ることになる


水瀬は、あたしの上にまたがったまま。
上から見下ろされる事に吐き気がする。

そして
片手であたしの両手を掴み、あたしは身動き取れない状態。

いや…本気を出せば抜けれる。


けど


みんなに何かあったらと思うと、何もできない


「さーてと?少しむかついたんで遊んでいいですか?」

「は?」

「あなたに締められた首が痛むんです。私の目的は、精神的に肉体的にあなたを痛めつけて、ボロボロにしたいんですよ。サトルがあなたから興味を無くすくらいにね」


…わりともう、ボロボロやねんけどな。
必死やねんけどな。こうやって生きてることが



「サトルは、あなたの反抗的な態度、強さ、美しさ。それらが好きみたいなんです。
きっと、俺の手がついて、ボロボロになったあなたには、興味は湧かないでしょう」


そしてようやく

あたしは水瀬が言ってることの意味がわかった



「あたしを犯せば、サトルはあたしから興味を無くすって?」


そういうことか
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