冷徹社長の初恋
剛さんのリクエストで、夕飯のメインは煮魚になった。それにお味噌汁、おひたし、肉じゃがを作ることにした。
まさか剛さんの方から、「彼女の手料理と言えば、肉じゃがだろ?」なんて言葉が飛び出すとは思わなかった。
材料を買い込んでマンションに着くと、剛さんは物珍しそうに部屋の中を見渡していた。
「剛さん、どうかしましたか?」
「いや……よく考えたら、女の部屋に来るのは初めてだと思ってな。なんか、絲らしい、温かい雰囲気の部屋だな」
初めて?
信じられない。きっと、本人も言う通り経験も豊富だろうに……
「こら、絲。疑ってるな?俺は女の家に行くのも、女を自宅に招くのも、絲が初めてだぞ」
そんなふうに言われると、自分が特別に扱われているようで、嬉しくなる。おもわず顔が綻んでしまうのが、自分でもわかった。
「なんか……すごく嬉しいです」
そんな私に、剛さんは素早くキスをした。
「だめだ。絲、俺が我慢できなくなる前に、夕飯を作ってくれ。そうしてくれないと、絲に触れたくなってしまう」
私はあわあわしながら、急いでキッチンに向かった。
まさか剛さんの方から、「彼女の手料理と言えば、肉じゃがだろ?」なんて言葉が飛び出すとは思わなかった。
材料を買い込んでマンションに着くと、剛さんは物珍しそうに部屋の中を見渡していた。
「剛さん、どうかしましたか?」
「いや……よく考えたら、女の部屋に来るのは初めてだと思ってな。なんか、絲らしい、温かい雰囲気の部屋だな」
初めて?
信じられない。きっと、本人も言う通り経験も豊富だろうに……
「こら、絲。疑ってるな?俺は女の家に行くのも、女を自宅に招くのも、絲が初めてだぞ」
そんなふうに言われると、自分が特別に扱われているようで、嬉しくなる。おもわず顔が綻んでしまうのが、自分でもわかった。
「なんか……すごく嬉しいです」
そんな私に、剛さんは素早くキスをした。
「だめだ。絲、俺が我慢できなくなる前に、夕飯を作ってくれ。そうしてくれないと、絲に触れたくなってしまう」
私はあわあわしながら、急いでキッチンに向かった。