冷徹社長の初恋
「絲、今日の予定は?」

「特に何もありませんよ。今週は、剛さんの会社に行くからって、休日出勤にならないように頑張ったので」

「そうか。なら、今日は2人でゆっくりすごそう」

「剛さんも、一日お休みなんですか?」

「ああ。気を利かせた清水が、週末は極力仕事を入れないようにしてるからな」

「剛さんとずっと一緒にいられるなんて、嬉しいです。清水さんに感謝しないと」

再び剛さんが口付けをしてくる。驚いて見つめていると、

「俺とすごせることを嬉しいなんて言われれば、ますます触れたくなる。絲は俺を煽る天才だな」

と、ふっと笑った。

「あ、あ、煽るだなんて」

「そうだ。俺はいつも、絲の言動に振り回されっぱなしだ」

そう言いつつも、剛さんが幸せそうに微笑むから、私も嬉しくなって笑みになる。
しばらくの間、ベッドの中で取り止めもないことを話してすごしていた。


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