冷徹社長の初恋
「春日さん、昼食を用意してあるので、校長室へどうぞ」

「ああ。ありがとう」

春日さんとともに校長室へ向かい、私はそのまま給湯室に足を向けた。飲み物は基本的にセルフだけど、みんな一緒に昼食をとる時は、気付いた人がまとめて用意している。私は、とりあえず春日さんと校長のお茶を用意した。

「ああ、町田先生ありがとう」

校長が、にこやかにお礼を言う。

「今日の授業は、本当に素晴らしかった。川原さんの説明も聞いて、大変参考になりましたよ」

春日さんと校長が、今日のことについて話し出した。

「2人とも熱心な先生なんです。こちらとしても、見学のその後を見ていただいたのは初めてです。来ていただけてよかった」

なんとなく気恥ずかしくなってしまう。
軽く会釈して校長室を出て、自席にもどった。

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