冷徹社長の初恋
「絲、そこのカフェに入って、一休みしよう」

「は、はい。すごくかわいいお店ですね」

春日さんが一人で入ったら、絶対浮いてしまうようなかわいらしさだ。

「ここは、ハーブティーで有名らしいぞ」

きっと、これも清水さんから仕入れた情報なのだろう。
席についてメニューを眺めると、様々な効能のハーブティーが載っていた。

「本当ですね。一言でハーブティーといっても、こんなに種類があるんですね。どれにしよう……」

「そうだなあ……この癒し効果のあるカモミールなんか良さそうだな」

「本当ですね。私、それにします。春日さんは、ハーブティーにしますか?それともコーヒーに?」

「せっかくだから、俺もハーブティーを飲んでみるか。絲、どれがいいと思う?」

「えっと……ペパーミントなんか、さっぱりして飲みやすそうですね」

「よし、絲が選んでくれたんなら、それにしよう。ランチを食べたばかりだから、ケーキは無理そうか……」

「そうですね。美味しそうですが、ちょっと無理です」

「じゃあ、クッキーもあるから、それにしよう。それぐらいなら食べられるか?」

「はい。大丈夫です」

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