三日間の幸福
町に戻ってきたのは夕方5時。
スーパーで買ってきた野菜とうどんで、晩御飯を済ませよう。

最後の晩餐はカセットコンロで作る煮込みうどんだ。

平良もいつのまにか慣れた足取りで私のマンションまで向かう。

昨日からなのに、ずっと一緒に暮らしていたみたいだ。

ふと、明日からもここにいてくれたらいいのに、と思ってしまった。

煮込みうどんは少し煮込み過ぎてドロドロにのびて笑ったけど、美味しかった。

電気のつかない夜にも慣れてきた。

こんな不便な日々でも、平良と一緒なら私は楽しかった。

電気がなくても、食料がなくても、私は幸せだった。

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