卒業まで100日、…君を好きになった。

学校で弟の平くんと会った時は、あまり仲が良さそうには見えなかったけど。

やっぱりお兄ちゃんなんだなあ。


わたしもお守りを買ったけど、果たして受け取ってもらえるだろうか。

本人には渡さなくても効果があるといいんだけど。



そのあと事件は起きた。

まあ事件と言ってもたいしたことじゃないんだけど。


引いたおみくじがつまり――



「凶……!」



なんと、まさかの凶でした。


凶のおみくじの数は少ないって聞くのに、新年早々なんてことだろう。

幸先が悪過ぎて涙目だ。


わたしが凶を引いてしまったことで、さっきの願い事にもケチがつきそうで恐くなる。



「どうしよう。もう1回引こうかなぁ……」

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