卒業まで100日、…君を好きになった。
「うん……そうだったんだね。お父さん全然そういう話ししてくれないから、わたしのことなんて何も考えてないんだと思ってた」
「一応色々考えてはいる。正直お前にはこの道に進んでほしくないし、この道の男とどうこうなるのも望まない」
「どうこうって、そんな相手いないし」
本当にずっと先のことすぎて、思わず笑ってしまった。
よかった。
お父さんはちゃんと、わたしたちのことを考えてくれていたんだ。
それがわかって、いままで溜めてきたものがスッと昇華されていくような気がした。
「お父さん。わたしにしてくれたみたいに、拓の話をちゃんと聞いてあげて。それでお父さんの考えてること、ちゃんと言葉にしてあげて」
「……話したところで何になる」