卒業まで100日、…君を好きになった。
「い、いいよ! 平くんが風邪ひいちゃうよ!」
「俺は平気。女の人は冷やしちゃだめって聞くし。使ってよ」
「あ……ありが、とう」
なんかこれって、同盟仲間っていうより、彼氏彼女のやりとりみたいじゃない?
なーんて図々しいことを一瞬考えてしまい、すぐに反省する。
わたし浮かれ過ぎ!
調子に乗り過ぎ!
「明日からは、もうちょっとあったかい格好してきた方がいいね」
「それより、別の場所にした方がいいんじゃない?」
「俺はそれでもいいけど。春川さんは嫌なんじゃないかなと思って」
「わたし?」
自分で自分を指さす。
平くんは小さく2度、うなずいた。
「俺とふたりでいるとこ、見られたくないでしょう」
「それは……」