卒業まで100日、…君を好きになった。
*
家に帰って夕食後。
鼻唄をうたいながらのんびりとソファーで読書をしていると、お母さんが横に座ってのぞきこんできた。
「アルバイトするの?」
そう。
読書と言っても、読んでいるのはアルバイト情報誌だ。
求人はたくさんあるけど、なかなかこれというものがない。
高校生可で、平くんと一緒にやりたいから少人数の募集のところはだめ。
性別問わずで短期ってなると、意外と少ないものなんだなあ。
「うん。これからしばらく暇になるし」
「授業も今月で終わりだったもんね」
「そうなんだよ。だから何かやりたくて……」
平くんのことを考えにやけそうになっていると、
「うざ」
不意にダイニングのほうから、鼻で笑うようなばかにした声が投げられた。
リビングの空気がその瞬間変わった。
ペットボトルを片手に持った拓が、こっちに歩いてくる。
家に帰って夕食後。
鼻唄をうたいながらのんびりとソファーで読書をしていると、お母さんが横に座ってのぞきこんできた。
「アルバイトするの?」
そう。
読書と言っても、読んでいるのはアルバイト情報誌だ。
求人はたくさんあるけど、なかなかこれというものがない。
高校生可で、平くんと一緒にやりたいから少人数の募集のところはだめ。
性別問わずで短期ってなると、意外と少ないものなんだなあ。
「うん。これからしばらく暇になるし」
「授業も今月で終わりだったもんね」
「そうなんだよ。だから何かやりたくて……」
平くんのことを考えにやけそうになっていると、
「うざ」
不意にダイニングのほうから、鼻で笑うようなばかにした声が投げられた。
リビングの空気がその瞬間変わった。
ペットボトルを片手に持った拓が、こっちに歩いてくる。